よしおとプロレス

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≪G1クライマックス27≫ 飯伏幸太 vs 内藤哲也 戦 の感想

 

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いよいよ開幕しました『G1クライマックス

 新日本プロレスのシリーズの中で一番好きなシリーズです。もちろん他のシリーズも楽しめますが、やはりG1は特別です。

 その中で今回は 7月17日(月・祝) 北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーる で行われました 開幕戦での 『飯伏幸太 vs 内藤哲也 が気になりましたので、感想と思ったことを書き記します。

 満を持して復帰した 飯伏幸太

 飯伏幸太 選手は 2016年の2月に DDTプロレスリング新日本プロレス の2団体を退団してフリーになりました。そこからは WWEクルーザー級トーナメント出場 など様々な話題を提供してきました。彼が正体だと言われている タイガーマスクW 選手も新日本に参戦して話題になりました。

 そんな 飯伏選手 が満を持して G1クライマックス に出場決定! しかも 開幕戦に 今をときめくトップレスラーの 内藤哲也 選手と 対戦するので、期待せずにはいられませんでした。

 試合を支配した 内藤哲也

 そんな期待の中、試合は開始されました。

そして試合が始まってすぐ 内藤選手 のロープワークの後に寝転がるムーブと 組み合おうとする相手をすかすムーブ で流れは完全に 内藤選手 の方向に行きました。

 復帰第一戦目でインパクトを残したい 飯伏選手 にとっては非常に痛い展開 であり、この時点で既に勝負が決まっていたのかもしれません。

その後、飯伏選手は 三角飛び からのムーンサルトや 打撃コンビネーションなどの お決まりの技で反撃しますが、試合の流れを引き寄せることができませんでした。

 なぜこうなった!?

 試合の中盤から終盤にかけての 飯伏選手 と 内藤選手 の危険な大技の応酬はものすごく盛り上がりました。飯伏選手 にしかできないムーブや技など一つの行為で観客を湧かせる姿はさすが一流のレスラーだと思いましたが、それでも流れは引き寄せられません。

 流れを自分の方向に強引に引き寄せるために繰り出した大技も結果として、内藤選手の良さを引きだし、内藤選手の流れはますます加速しました。

 飯伏選手 は観客とのコミュニケーションをしっかりとることが出来ていなかったんじゃないかと感じさせられました。だから大技に頼らざるを得なかったんじゃないかと思いました。

試合前の 内藤選手 の煽り が本当のことだったのか!?と勘ぐってしまいます。

 次の試合に期待

 プロレス界のスーパースターで数々の名試合をやってきた 飯伏選手 だからこそ、今回の開幕戦でも、内藤選手 に負けずに光り輝くことが出来たんじゃないかと思い、少し残念だなと思いました。

逆に 飯伏選手のスター性 を持ってしても存在感を発揮した 内藤選手 が 凄いレスラー だと再認識させられた試合となりました。それだけ新日本プロレスがレベルの高い団体だということです。

しかし飯伏選手には彼にしか出せない魅力があり、試合をこなすにつれてどんどん存在感が出てくると信じています。

 

 両国3連戦遠征するんで期待したいです(笑)

 おまけ:内藤選手のファンの方には今回の試合はすごい良かったと思います。『内藤哲也』の良さが十二分に引きだされた試合ですし。デ・ハポン のコールもできたし。